盛夏の茶事。朝暗いうちから客入れをして、8時には帰っていくというルール。
本当は日の出と共に? 一体何時? はじまって、8AMには解散していたらしい。
いくらなんでもそれは無理ゲーなので、9AM開始。
暑さを避けるための茶事だ。日が高くなる前に済ませてしまう。
支度
薄物を着て、絽の帯に裸足に下駄で出発。
半襟と、足袋を合わせるのはルールなので、お茶室用の足袋は持参して。
なまものは出ない
なまものや、重い懐石などは準備をしない。暑い時期に傷みやすいものは、はじめから出さない。
お茶事の中では、最もカジュアルだ。
とはいえ、省くのは食事の重さと時間だけ。いつものしっとりじっくり時間をかけて楽しむ茶事に比べて、如何に爽やかに客をもてなして、見送るか。そういうお茶事だ。
その分、爽やかなガラスの器や水指、夏らしい色味の主菓子と御干菓子の組み合わせで楽しませて頂いた。
お軸を撮り忘れた
お軸の写真を撮り忘れてしまった。
「澗水湛如藍(かんすいたたえてあいのごとし)」。谷川の水が、藍を溜めたように深く青い。
対の句は「山花開似錦(さんかひらいてにしきににたり)」だと教えて頂いた。春、山の花が咲いて錦のよう。碧巌録の一節。
大学生が席入りした
今日は初めてお目にかかった大学生も席入りして、その初々しさにほころぶ。
彼女はお茶席が初めてとのことで、ひたすら緊張していた。
そこへ年配層が、世話を焼きたがり、色んなことを言い過ぎて、本人は少し戸惑っている。
お茶のお稽古あるあるだ。信用できるのは先生の仰ることだけだと悟ったのは、私もこのお社中に入ってすぐのこと笑
煙草盆とキセル
いつも思うが、正客の席に置かれる煙草盆。
形だけになっているとのことだが、以前はキセルでタバコをふかしていたらしい。
キセル吸ってみたいな〜。
暑くなりきる前に、お開き。
いつもより早く終わって、日が高いうちに帰宅出来た。
よくある質問
Q. 朝茶事は何時から始まるのですか?
本来は夜が明けきらないうちに客入れをして、8時にはお開きになる盛夏の茶事です。私が伺った席は9時開始でした。暑くなる前に終えるのが目的なので、時間は席によって前後しますよ。
Q. 朝茶事でも懐石は出ますか?
なまものや重い懐石は出しません。私の伺った席は、おにぎりと汁、だし巻き卵、香の物という朝ごはんでした。
軽くするのは食事の中身だけです。八寸(海のものと山のものを一つずつのせた盆)や、千鳥(亭主と客がお酒を交互に酌み交わすこと)は省かずに、丁寧に進みます。主菓子と御干菓子も、きちんと用意してくださいますよ。