黒い背景の中、床に座って伸ばした脚の上へ深く上体を倒すダンサーのモノクロ写真

膝や、腰を痛めたことで、ケアすることを大切にすることに改めて気づく。思うように動けない。日常生活は勿論のこと、レッスンに何か月も通えなくなるという期間がキツイ。

それでも20年続けてこられたのは、無理しないストレッチを続けてきたからだと自分では思っている。


先生が教えてくれた腰痛の要因

私の場合、膝が僅かに内転している。股関節を意識しないと、膝ダメージの助けにはならない。

そして、ふくらはぎや、太ももの裏、膝裏、臀部の筋肉が張っているのが腰痛の要因だと、先生が教えてくださった。


立ち方、姿勢、そして呼吸

立ち方、姿勢。もうここが基本中の基本で、毎レッスンごと、自分に向き合っているポイント。

呼吸の仕方で、レッスン中の息切れや、ジャンプの精度も全く異なる。


「痛い」はサインだと知ったこと

若いころは「痛くないと伸びない」と思っていた。でも40代になって、ある日先生にはっきり言われた。「痛みを感じたら止めてください」と。

ストレッチは筋肉を傷つけるためにやるのではなく、筋肉を気持ちよく伸ばすためにやるもの。痛みを我慢して伸ばすと、体が防御反応で逆に縮もうとする。じわっと「気持ちいい」くらいの力加減で、呼吸を止めずに続けることが大切だと、ようやく腑に落ちた。

それからは無理をやめた。その方が、長い目で見たら柔軟性が上がった気がする。


レッスン前にやること

丁寧なレッスン前のストレッチは当然大切で、筋肉を温めて動き出さなければ、大怪我するのは必至。大人になればなおのこと。

私はスタジオに早めに着いて、ゆっくり歩いたり、股関節を軽くほぐしたりする。足首をゆっくりまわす、ひざを軽く曲げ伸ばしする、それくらいでいい。

いきなり無理に開脚しようとするのが一番よくない。冷えた筋肉は硬く、傷つきやすい。


レッスン後の方が大事

実は、ストレッチで柔軟性を上げるには、レッスン後の方が効果的だ。体が十分温まっている状態でじっくり伸ばす方が、筋肉がよく伸びる。

私は帰り道、少し歩くので、その前にスタジオで5〜10分かけてゆっくりほぐすようにしている。太もも前側(大腿四頭筋)と内ももは特に念入りに。バレエで酷使する筋肉なので、ケアを続けることで疲れの溜まり方が全然違う。

マッサージクリームを使ってる人達も居る。


最近のお気に入りはラクロスボール

最近のお気に入りは、ラクロスボールフォームローラーも良いけど、持ち歩けないので、結局手軽なラクロスボールになる。

マッサージボール(ラクロスボールタイプ)2個セット トリガーポイントのグリッドフォームローラー

部屋間を移動する時も手放せない。会社にも持参してます。

常に椅子の座面において、そこに身体の位置を少しづつずらしながら腰掛ける。腿下、臀部、足の裏、絶えずコロコロ。

足だけじゃなくて、肩甲骨も背中もコロコロ、頭にもコロコロ。床のボールに頭を擦り付けてる画は凄すぎるけど、本当に気持ちが良くて、辞め時が判らなくなるほどです。強く押し付けすぎると逆効果なので、痛いところは避けて、気持ちいい強さだけでやってます。

私の場合は、この習慣が出来てから、腰痛が激減しております。


お風呂上がりの習慣

夜、お風呂上がりに体が温かいうちにもう一度ほぐすのが、長年の習慣になっている。開脚はよくやる。だらっと伸ばすだけで、気合いを入れなくていい。これが一番続く。

おかげで身体は柔らかく、開脚も、スプリットも出来る。

バレエを長く続けたいなら、「毎日ちょっとだけ」が「週に一度ガッツリ」より絶対にいい。続けることが、全てだ。