窓辺の光の中、コーヒーと開いた本と積まれた本

私は、投資を始めてから本を読んだ。

きっかけはYouTube。あまりにもたくさんのYouTuberが同じ本を激推しするので、そこまで言うならと読んでみたら——ほんとにすごかった。

あまりにもメジャー。でも、外せない3冊。


DIE WITH ZERO

ビル・パーキンスの世界的ベストセラー。「ゼロで死ね」——貯め込んだまま死ぬな、お金は経験に変えろ、という本だ。

投資の棚に並んでいるけれど、実は「使い方」の本。若いうちの経験は利回りのいい投資で、思い出はその後も配当を生み続ける——この「思い出の配当」という考え方が、貯める一方だった頭に効く。

殆どの人が、トンデモナイ額のお金を残して亡くなっていく、というのは凄くリアルだった。

私の高齢の母も、まだ投資欲に溢れ、まだ貯めるつもりでいる。もう趣味なので放っておくけれど、母の世代の人たちは、貧しく、ひもじかった過去がそうさせているのでしょう。

増やす話ばかり読んでいると忘れがちな「で、何に使うの?」に、正面から答えてくれる。


サイコロジー・オブ・マネー

モーガン・ハウセルの一冊。お金で大事なのは、知識より心理——というのがテーマだ。

天才でも振る舞いを間違えれば失敗するし、普通の人でも振る舞い次第で豊かになれる。「ぐっすり眠れることを優先する」「『十分』を知る」。投資の技術書ではないのに、読み終わると投資への姿勢が変わっている。

含み益が減っても特に気にならない、と言えるのは、この本の考え方がどこかに入っているからかもしれない。


敗者のゲーム

チャールズ・エリスの古典的な一冊。タイトルだけ見ると怖そうだけれど、内容は「個人投資家はインデックスファンドで十分勝てる」という話だ。

プロでも市場に勝ち続けることが難しい、ならば個人はどうすべきか、という論理が明快だった。「負けないこと」を目標にする考え方が、私の投資スタイルの基本になっている。


使い方の『DIE WITH ZERO』、構え方の『サイコロジー・オブ・マネー』、増やし方の『敗者のゲーム』。この3冊で、お金の話はだいたい一周する。

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット 敗者のゲーム 原著第8版

ちなみに『サイコロジー・オブ・マネー』には、続編の『アート・オブ・スペンディングマネー』が出ている。次に読むのはこれ、と決めている。読んだら、また書きます。


よくある質問

Q. 投資の本は何冊くらい読めばいいですか?

2〜3冊読んで考え方が共通していると感じたら、あとは実際に少額から始めてみるのがおすすめです。読み続けて動かないより、少額でも動き始める方が学びが多いです。

Q. 投資初心者はまずどこから始めればいいですか?

NISA口座を開いて、全世界インデックスファンドの積み立てから始めるのが、多くの本で共通しておすすめされている最初の一歩です。