河合優実さんの映画は、出来る限り映画館で観るようにしている。家のテレビでも観られるけれど、あの繊細な表情は、やっぱり大きなスクリーンと暗がりのなかで受け止めたい。
独特な存在感と、美しい姿態。妖艶で、ピュアで、切なくて——同じ人なのに作品ごとにまるで別人のようで、目が離せない女優さん。台詞のないシーンでも、ふとした目線や息づかいだけで、その役の人生まるごとを背負って見せてくれる。
観た作品
直近で観たのは「旅と日々」。派手な展開があるわけではないのに、何でもない時間の積み重ねが、じんわりと胸に残る。こういう邦画を観ると、こんなにも静かに、こんなにも丁寧に人の機微を描けるなんて、本当に日本人って素晴らしいなあと、しみじみ思う。
これからも、いい作品に出会うたびにここに書き足していこうと思う。