陽当たりの良い窓辺で、日を浴びて伸びる小さな苗たち

360度評価で評価する側に回ったと思ったら、今度は新人のメンターだ。

逃れようはないけど、指導係、メンターは荷が重い。キラキラした、緊張した瞳が、余計私をブルーにさせる……正直、断れないよな〜〜って感じ。


烙印を押した過去

今までも何度か会社からそういう機会を得たが、正直上手く行ったと思えた経験がなかったのでなおのこと。

この人興味ないのかな? メモも取らないし……とか。また別の人は、業務の途中でフェードアウトしてしまった。詳しく書くところじゃないので濁すけど、結局私は、後輩を上手に引っ張ってあげられるたまじゃないって、自分に烙印を押してしまったような過去がある。


「安心して仕事していい」だけで十分

もしかすると、教えることに気負いすぎていたかもしれない。指示を飛ばせば良いのか、質問だけ引き受ければ良いのか。そもそもこっち側にはなんのレクチャーもないじゃないの! なんて戸惑ったり。

でも、歳のせいか、彼女と接する中で思えてきた。何もかも教えるとか、独り立ちさせようと躍起になるより、どうせ伸びる素質のある彼女には「安心して仕事していい」っていう場所を提供してるだけで、もう十分なのかも。

だから一つ一つ教えるのは無しで、要点だけ伝えたら「纏めて質問してね」「いつでも声かけて」と。

図らずも席が離れているので、彼女は私の視線に怯えなくて済む笑

社外の会議中は、議事録担当に徹してもらっている。でも社内のMTGでは違う。「解らないことはドンドン聞いても良いんだよ。社内メンバーは質問されたいかも」と言った。


片想いかっ笑

仕事が忙しいとか、どうとかとはまだ違って、別の脳みそがフル稼働になってる。

疲労というほどじゃないけど、結構気を使っているらしく、最近珍しく、朝の目覚めが辛かったりして。

彼女の声が聞こえれば「あ、ちゃんと電話してる」。笑い声が聞こえれば「あ、周囲と上手くやってるね」。

片想いかっ笑 ってほど、視界にいなくても、見ていなくても、神経がそっちに引っ張られる。

反対に彼女も、どうかすると私の一挙手一投足に引っ張られていやしないかと心配になるが、きっとある程度はそうなってしまうだろうとも思う。

Claudeにメンターの心得を相談していたら、こんなことを返してくれた。「言葉で言われたことより、人は、人の振る舞いを無意識にコピーする。特にコピーされやすいのが、この場でどこまで安心していいかという基準」。

だとしたら、私が気楽にしているのが、いちばんの教材らしい。


「ウチのコ のびるよ〜」

最近気づいた彼女のいいところは、わからないながらも、自走しようとするところ。誰かに、特に今は私に何か言われるまで待ってるっていう姿勢じゃなくて、出来ることは前のめりに情報を得ようとしてくるので、頼もしい。

私以外の先輩にも、質問できるようになってる。

ちょっと緊張しやすいみたい。私も若い頃はそうだった。慌てなくてもなんとかなるよ、って伝えてあげたい。

こちらの心配をヨソに、ふと気づくと思ったよりも早く自立していそうで、楽しみ。

コレを身びいきというのかもしれないけど、「ウチのコ のびるよ〜」なんてちょっと話しちゃったりして。でも過度な期待も負担になるから、静かに見守りたい。


安心させられるお年頃

人事担当が「〇〇さん(新人)のメンターになって下さったって聞いて、安心しましたー」と言ってくれた。

内心、これからだから……って複雑な気持ちになったけど。安心っていう言葉に、私も誰かを安心させられるお年頃になったということかと笑。

色々な人の手を借りて、助けてもらって、吸収しながら、伸び伸び育ってほしいと思う。